ふと

ふと、放射能汚染について考えてみる。
といっても、それがどのように広まっているかとかそんなことではない。

今日ニュースで、体内被曝がどうのこうのと言っていた。福島に戻ったほかの原発の作業員の方から放射線が観測されていたとのことだ。
現時点では半減期はとうに過ぎたから問題がないとかなんとか。
 
まあ、それは事実だろう。

少量の放射能を体内に取り込んだとしても大きな被害はない。
そもそも放射線の危険性だって、どこまでで線引きをすべきなのかはいまだ科学的にわかっているわけではない。

しかし、唯一確かだといわれていることがある。

幼児期におけるヨウ素131は、確実に甲状腺がんのリスクを高めるということである。
今回の話では作業員の方が外部の人間だったため、恒常的に放射能を取り込むことはなかった。
しかし、現在進行形で放射能を取り込みかねない乳児・幼児については何らかの対策が必要なのではないか。ヨウ素材とて、そこまで万能なわけではないのだから。

原発収束だけではなく、このようなことにも意識を向けていきたいし、向けてほしいと思う。