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つらつらと日常を記しております。 漫画やらの感想とか、お酒の感想とか。たまに時事ネタにつっこむ……かも。
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有機受かってたww

いや、最初冗談だと思ったんですが、存外受かってました。
というか、まさか最終的な化合物が合ってなくても点がもらえるとは思ってなかったので覚悟してたんですが、最終的な化合物が合ってなくても部分点がもらえたので首の皮一枚でつながった感じです。
……うーん、こんなんで今年大丈夫か(汗

後は、2日に高校時代の友人が来て遊んでたくらいですかね。
お互い、変わらんもんだなぁ~なんてことを痛感しましたよ。

さて、本の感想を久しぶりに。
今回はE.シュレーディンガーの「生命とは」です。




読んでる途中から思ってたんですが、やっぱこの人とんでもないな、と。
E.シュレーディンガーといえば、知ってる人なら間違いなく知っている、あの量子力学の人です。
一般的にはシュレーディンガーの方程式とか、シュレーディンガーの猫とかで有名かも。

それでこの本なんですが、内容は分子生物学です。生体は分子の相互作用でできているという内容のアレです。
ワトソンとクリックのDNAによって確かなものとされた理論について、シュレーディンガーの見解というか考えが述べられています。
ところがこの本自体は、DNAが発見される以前に書かれたものです。というか、ワトソンはこの本読んで分子生物学に入ったらしいです(汗

つまり、量子力学について名前を残すような人(要するに物理学者)が、生体内の分子の役割について議論してるんですね。
しかもダーウィンの進化論や、単純な化合物の構造式、遺伝の形質とかも。んで、今の知識で読んでも大きく外れているところはないという。
正直、これが「科学者」かと痛感しました。物理学の専門家のはずなのに、物理学以外の知識も相当に深い。国立大学で課される入学試験では理系文系に問わず7科目ですが、それ以上のレベルで完成しなければいけないんだということをものすごく感じさせます。

しかも、信じられないくらいの観察眼。というよりもむしろ先見の明に通じるものもやっぱり必要なんだなぁと。
最近一つの分野にこだわりすぎている感があるので、数学にしろ物理学にしろ、全体を俯瞰して考え直してみようかなと思う次第です。
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ただ、考え事するのも好きです。
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