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つらつらと日常を記しております。 漫画やらの感想とか、お酒の感想とか。たまに時事ネタにつっこむ……かも。
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前回本読む時間がないとか言いながら、結局日曜日の23時半くらいにアクセル・ワールド読み初めて、4時くらいに読み終わった。
……単純計算4時間以上とか(汗
私の悪い癖で、気に入った作品だとセリフを何度か頭の中で反芻して、ベストな言い方で再生してみるってのがあるのだけども、これをやるとえらい読むスピード落ちるんだよなぁ(当たり前)

それはともかく、読んでみた感想を。
副題が「7千年の祈り」になってるのでだいたいオチは読めてたし、見開きの新キャラの正体も見た瞬間分かったのは、やっぱ年齢を重ねた経験の結果だろうか……。
この作品の根っこにあるのは「純粋な遊び」と「ココロのキズ」だと思っているのだけども、今回はキズというよりも少年少女の無邪気さが前面に出てるような印象を受けた。要は、加減を知らない、的な。単純に強さに憧れてしまう、的な。

ゲームなんかやってると、効率だけを重視する人とかやたら勝負にこだわる人、チートやズルを平気で行う人なんかがいる。特にガキの間なんかは、ズルなんかを平気で行ったりする。けど、これはゲームの楽しみを一気に奪ってしまう。
この作品の加速研究会はチートやらズルやらを平気で行ってるっぽく、実際システムの欠陥を付いてる印象がある。んで、精神的に成熟してない彼らはあっさりそれを実行してしまう。
チートやズルをしてでも勝ちたいと思うこと自体がすでに敗北なのではあるが、心の弱さという意味では、作中での負のインカーネイトに通じているかもしれない。
まあ作品上の位置づけはともかくとして、作者の意図的には「ゲームはゲームとして楽しもうぜ」ってのがあるような気がしてならない。

あ、ブラック・バイスが最後インカーネイトで沈んだのは、「ココロのキズ」のほうに対するアクションだろう。この辺、次回……は短編なので、その次とかに補完されるのであろうか。黒雪姫もどでかいキズをもってそうだし(ってか彼女、巻を増すごとに危うい均衡の上に成り立ってることが明かされてる気がしてならないんだけど、気のせいだろうか)


アクセル・ワールドって基本的にラノベの王道を突き進む感じなのだけども、不思議と忌避感なく読めてしまう。
おそらくは、キャラクターが無理なく動いてるからなんだろう。世界観がしっかりと練られてるってのもあるかもしれない。単に主人公の思考回路と自分が似てるだけかもしれんが(笑
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